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エストニア移住の裏技!? スタートアップビザって知ってる?

エストニア、スタートアップビザ

エストニアには”スタートアップビザ”たるものがあります。実はこれ、人によっては最も簡単にエストニアのビザを取得する方法になりうるかもしれないんです。今回はその中身を紐解いていきたいと思います。

Alex
Alex
スタートアップ大国らしいネーミングのビザ。Alexも気になって色々調べたので、その中身をご紹介します!

そもそもスタートアップビザって?

スタートアップビザとは、スタートアップエストニアという政府系の機関が手がける、起業家大国ならではの、EU域外の外国人起業家に向けたビザです。彼らは自身のホームページの中で、エストニアビザ取得のための”ファストパス”と形容しています。

e-Residencyだけではエストニアに滞在することができないことは以下の記事で紹介しましたが、このスタートアップビザを取得すれば、最短3ヶ月、最長5のビザを取得することができるのです。

エストニアが外国人起業家誘致に積極的なワケ

そもそもエストニアは、1991年に独立した際に、IT産業に”選択と集中”をしたという歴史があります。その施策が奏功して、Skype、そしてTransferWiseというユニコーン企業をこれまで4社生み出してきました。

でも実はSkypeの創業者はエストニア人ではありません。ニコラス・センストロムとヤヌス・フリスは、それぞれスウェーデンデンマークの起業家です。それでもSkypeは、エストニア発のテック企業として、エストニアブランドを多いに向上させる役割を担いました。したがってエストニアとしては、エストニア人であるか、外国人であるかではなく、”エストニア発”であることにこだわっているのです。

その背景には、自国のブランド力の強化は勿論、長期的には法人税収が増え、国全体の財政力を向上する思惑があります。

Alex
Alex
ユニークなビジネスアイディアがあれば自国民であろうが外国人であろうが応援する、というのがエストニアのポリシーなんですね!

どんな人が対象か

まず事業内容として、

IT系の事業であること

②革新的かつスケールするビジネスであること

が求められています。

具体名としてAirbnbUberが挙げるほど、彼らのプログラムはIT系の企業にフォーカスしています。上述したように、彼らの目指すところはユニコーン企業の創出 です。(正確に言うと、そのことによる法人税の増収と、ブランド力の強化)
IT系、かつスケーラブルなビジネスモデルでなければ、その高みを目指すことがそもそもできないということで、こういった前提条件で縛っています。

したがって、非ITの産業は、このスタートアップビザの対象ではありません。例えばぼくがやっているコンサルティングビジネスは非該当であるため、スタートアップビザに申請することすらしませんでした。

他にも月々最低140ユーロ(約18,200円)をエストニア国内で使わければならない、という制約がありますが、家賃を支払っている時点でこの額は優に超えるので、問題ないでしょう。

エストニア、スタートアップ↑勢いのあるエストニアスタートアップが掲載されている”Estonian mafia wall of fame” 
これらは全てテクノロジーに関連している企業たちです

 

スタートアップビザの申請方法

さて、申請方法ですが、スタートアップエストニアのWEBサイトからオンラインで申請することができます。

まずは事業内容の申請。プロフィール、チーム、課題、解決策、マーケット、戦略、その他と、詳細に事業内容を記入していきます。

申請をするとエストニアンマフィア(エストニアスタートアップの重鎮たち)で構成されるスタートアップ委員会の審査を受けます。審査と言われると重苦しい雰囲気をイメージされるかと思いますが、2018年時点の通過率は公式発表で42%と約半数が通過。最先端技術である必要はなく、ニーズがあると思われる領域にアプローチできていれば、道は開けるでしょう。この審査に際しては、対面のインタビュー等はありません。

その後無事審査を通過すると、ビザの取得プロセスになります。

エストニアに企業を持っていない場合は、D-Visaと呼ばれる最長1年のビザ、持っている場合は、Temporary Resident Permitという最長5のビザを申請することができます。
そもそも日本人はシェンゲン協定の関係で、連続する180日の間で最長90までであれば、エストニアを含むシェンゲンエリアにビザ無しで滞在することができます。

そしてビザの取得後、エストニアで本格的にビジネスを始める、という流れです。その際もスタートアップエストニアのバックアップを受けることができます。

Alex
Alex
スタートアップビザは申請時に法人を持っていなくても申請できるんです!本質的なアイディアであれば、シード期から全面的に応援するというエストニアの姿勢が伺えますね。

 

ユースケース:モロッコ人Youssefの場合

それではスタートアップビザのユースケースを見ていきましょう。

Youssefはモロッコ出身のエンジニア。VR領域を専門としたスタートアップRealifiedを創設しました。彼のサービスは、2Dで撮影された映像を3Dに変換するソフトウェアの開発。Youtubeの映像なども、彼のアプリとVRゴーグルを使えば3Dのように見ることができます。

エストニア、スタートアップ、Realified

彼はモロッコの高校を卒業後、フランスの大学で学位を取得。その後フランス、そしてドイツでエンジニアとして勤務していたのですが、スタートアップビザの取得を機にエストニアに移住してきました。

面白いことに、彼はe-Residentではありません。スタートアップビザの要件では、必ずしも会社を持っている必要は無いと書かれているため、彼は申請後に自力で会社を立ち上げました。

コワーキングスペースのLift99を拠点としており、実はぼくがLift99を拠点にしていた時のお隣さんよくちょっかいを出してくるユニークなモロッコ人です。(笑)

エストニア、モロッコ人

イベントが東京で開催!

そんなスタートアップビザのフォーカスエリアの一つが、実は日本なんです!

直近でもスタートアップエストニアが主催するイベントが、東京で開催されるそう。
日時は912日(水)。この記事を機に興味が湧いたよって方、ぜひ足を運んでみてください。

Estonia-Japan Startup Meetup

スタートアップエストニア

当日はエストニアのスタートアップシーンの第一線で活躍するSkypeのSten Tamkivi氏のプレゼンテーションや、エストニア投資庁のVillu Reiman氏を交えたパネルディスカッションなど、アツい内容間違い無しです!

・エストニアでビジネスを始めるには?
・エストニアのe-residency とは?スタートアップビザの申請方法は?
・エコシステムのキーパーソン、また参加方法って?
・外国人ファウンダーへの公的支援、また投資形態とは?
などが気になる方はぜひ足を運んでみてください。

入場無料となっているので、お早めに!

参加する

 

まとめ

このスタートアップビザ、個人的には今後海外展開を予定している起業家の方や、フリーランスのプログラマーの方にオススメです。
アイディアさえあれば法人がなくてもリスクゼロで申請できるので、ぜひ腕試しにトライしてみてください!サクッと海外移住が実現しちゃうかもしれませんよ…?

 

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